閉城ぎりぎりの4時40分に到着。走って天守へ向いました。
慶長7年(1602年)、藤堂高虎によって築城開始され慶長9年(1604年)に完成。縄張は三重の堀に海水を引き入れた特異な構造で、当時は海から堀へ直接船で入ることができたようです。日本三大水城の一つに数えられています。
まず虎口にあたる鉄御門です。枡形になっていて、多聞櫓も共に復元されています。
鉄御門
鉄御門を入った三の丸を通り過ぎ、一気に天守のある本丸へと急ぎます。
天守は慶長14年(1609年)、高虎が伊勢国津城に移封となるのと同時に丹波国亀山城に移築されました。そこでこの天守は、丹波国亀山城の古写真を元に建てられています。
天守(三の丸側から)
天守最上階からの眺めは、しまなみ海道と瀬戸内海を見渡せて最高です。また三の丸に復元された鉄御門や櫓が見えます。
天守最上階から三の丸
天守の入場券で 御金櫓、山里櫓、鉄御門 に入れたのに、閉館時間になり入れませんでした。非常に残念です。
虎口全景(蔵屋敷跡の駐車場から)
ここ今治城で、自転車でしまなみ海道を渡って来た友人と合流し、この日は奥道後温泉で1泊しました。
明日は松江城と福山城です。
資料
■築城者 藤堂高虎
■築城年 慶長7年(1602年)
■主な改修者
■主な城主 藤堂氏、松平(久松)氏
■城郭構造 輪郭式平城(海城)
■天守 五重 不詳諸説あり(非現存・1608年)
■遺構 石垣、堀
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