「駿河~遠江~三河」城巡りの2城目です。
大手門駐車場に車を止めて早速登城に向いましたが、閉門30分前でした。
掛川城は今川氏の重臣朝比奈泰煕が築城しましたが、今川氏滅亡後、山内一豊が今の掛川城へと大修築を行いました。
天守は江戸時代の大地震で倒壊しましたが、平成6年に木造で復元され、平成7年には大手門も復元されました。
大手門
大手門の後ろには現存の大手門番所が移築されています。
時間が無いので、急いで本丸に向いました。
本丸門と天守(逆光で残念!)
本丸からの天守
天守は高知城にそっくりです。実は高知城は掛川城を真似て建てられたそうです。
(天守・御殿入館料 200円)
天守内部はさすが木造だけあって、木の香りがしていいですね。コンクリートの味気なさはありません。
天守内部
天守最上階からは、眼下に現存の二の丸御殿と太鼓櫓が見えます。
二の丸御殿
太鼓櫓(中央奥)
天守を降りて二の丸御殿へ行きました。現存する城郭御殿は、掛川城の他に 二条城,高知城,川越城の4箇所しかなく非常に貴重です。
二の丸御殿 玄関
御殿自体は想像していたより広く、二条城のような豪華さはありませんが現存の重みは十分ありました。
もっと遺構を探索したかったのですが、時間が無くて残念でした。
資料
■築城者 朝比奈泰煕
■築城年 15世紀後半
■主な改修者 山内一豊
■主な城主 朝比奈氏、山内氏、太田氏他
■縄張
■立地 平山城
■天守 複合式望楼型3重4階(1996年 木造復元)
■遺構 二の丸御殿(重文)、門
この日は磐田の友人宅に泊めてもらいました。
その日はちょうど重要無形文化財の見付天神裸祭の当日で、夜中に見物に行きました。
裸の男達が駆け回り、午前0時半に街全体(街灯も信号も)が消灯され、辺りが真っ暗になるのは初めての体験でした。
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