2011年5月5日木曜日

和歌山城 (重要文化財) 2度目

2011年5月5日に登城しました。

今回は、前回見れなかった岡口門と城内全体を回るのが目的です。
南海和歌山市駅から歩いての登城です。和歌山には人がいないのでしょうか?祝日だというのに駅前商店街は閉まっていて人がいません。途中で昼食に和歌山ラーメンを食べるつもりでしたが、残念ながら休みでした。

お腹がグーグーなりながら和歌山城に到着!今回は西の丸から入って天守を回り、岡口門を見て大手門へ行くつもりです。

和歌山城は、1585年(天正13年)豊臣秀吉が弟の秀長に築城を命じた城で、当時は「若山」と呼ばれたこの地に、自らが縄張りを行い、普請奉行に藤堂高虎、補佐役に羽田正親、横浜良慶を任じ、1年で完成させたものです。その際に和歌山と改められました。


北側御橋廊下と天守郭

城内は「子どもなかよしまつり」をしてるようで異常な賑わいです。市民全員が来ているのでは・・・

まずは追廻門へ。この門は砂の丸の乗馬調練場と門外の扇の芝馬場を結ぶ門です。馬を追い回したことからそう呼ばれました。旧型の高麗門で、1984年(昭和59年)の解体修理により、江戸時代には朱が塗られていたことが分かり、赤門であったと見られています。

追廻門

次に南側へ回り天守郭をめざします。

天守郭への階段

階段を登り、天守郭に到着。外観復元の天守が見えました。

天守と天守二の門(楠門)

入場料400円を支払って天守郭の中へ。

天守郭は、大天守・小天守・御台所・乾櫓・二の門櫓・二の門を多聞で連結した連立式天守で、姫路城、松山城と並んで日本三大連立式平山城の一つに数えられています。太平洋戦争で消失しましたが、国宝に指定されていました。非常に残念です。

二の門

郭内は広くはありません。

大天守(右)と小天守(左)

大天守内は博物館になっています。
天守郭を出て岡口門に向かいます。途中、見事な石垣がありました。これは松の丸東にあった櫓の石垣のようです。

松の丸櫓台

岡口門は、和歌山城で数少ない現存建造物の一つで北側の土塀を含めて重要文化財です。

岡口門

東側の堀は結構広いです。写真の土塀が重要文化財で、座間が残っています。

東側の堀

次に大手門へ向いました。大手門は昭和58年に高麗門形式で復元されました。

大手門

次に西の丸から紅葉峡庭園へ向いました。
紅葉の名所だそうです。

鶯魚閣(左)と御橋廊下(右)

そして吹上門跡から場外へ出て、帰りに市立博物館で和歌山城模型を見て帰りました。
今回はじっくり見ることができました。


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本丸から降りてきたところで野生のリスを見つけました。




 

また、「ナニコレ珍百景」で紹介された「石段をのぼる木」もありました。

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