鶴林寺に参拝した後にJRでやってきました。
※鶴林寺参拝に関するブログ
http://kokuhou-kenzou.blogspot.com/2011/10/blog-post.html
今回は登城ではなく、中濠と中濠に築かれていた門跡を巡るのが目的です。
とは言っても、やはり本丸を見たいので、三の丸広場へ行きました。大天守は現在修復工事中です。天気が非常に良かったので、大天守の姿を写真の収められないのが非常に残念です。
本丸
前回は修復工事開始5日前で非常に混雑していてゆっくり見れなかったので、今回は周辺をゆっくり見ることにします。
現在の入場門の前にある「天守の庭」です。昭和の大修理の際、礎石を鉄筋コンクリートに置き換えた為、従来の礎石がここに配置されています。実際の建物を見た後で見ると、ちょっと狭く思えます。
天守の庭
西の丸の南側に行ってみました。ワの櫓(重文)とカの櫓(重文)が美しく守っています。
ワの櫓とカの櫓
城郭中心部の南側「下山里曲輪」を横切って東側に回り、北へ進んで北側に回りました。
北側は静かな公園になっていて低くて狭い堀が巡っています。本丸へはほぼ直角に近い上方で、木々に覆われていて工事中の大天守の囲い見えるだけで他の櫓は見えません。
本丸北側
しばらく行くと北側に北勢陽門跡がありました。
北勢陽門跡
下の写真は現在の姫路市街の航空写真です(Wikipediaから)。赤線内が姫路城の内曲輪、緑線内が中曲輪、青線内が外曲輪の範囲です。
北勢陽門跡は赤線と緑線が接している辺りになります。今回は緑線(中曲輪)を一周巡るつもりでしたが、時間の関係で南西部分のみになりました。
下の地図では清水門跡から中ノ門までとなります。
北勢陽門跡を出るとすぐに清水門跡があります。現在修復工事中のようでした。
清水門跡
順に巡っていきました。
市ノ橋門跡(右奥に大天守)
中曲輪西側は石垣と水掘が残っています。
中曲輪西側
車門跡
埋門跡
埋門から中濠は東側へ向かい、堀は国道2号線へと変わります。しかし石垣と土塁は残ってします。
中曲輪 南側土塁
南側土塁からの本丸
南側土塁から本丸は遥か先に見えます。中曲輪の大きさを体感した気分です。
鵰門跡
中ノ門跡
現在、中ノ門の東側は大手前通になっています。
今回の探索はここまでです。中曲輪の門まで小規模ながら全てが枡形構造になっていたのには驚きました。さすが名城です!
次回、続きを回りたいとます。