今回は「千貫櫓(せんがんやぐら)・多聞櫓・金蔵(きんぞう」特別公開があったので、今年3度目の登城です。
特別公開は3日間だけで、金蔵の公開は珍しいようです。
いつもは環状線の森之宮駅から攻めるのですが、今回は東西線の大阪城北詰駅から北外濠に沿って西側へ廻り、乾櫓を見ながら大手門から攻めました。
左から 千貫櫓 多聞櫓 大手門
大手門(重文)を入ると枡形になっていて、入って正面から左側の門の上までL字型に続いているのが多聞櫓(重文)で、現存の多聞櫓の中では最大級だそうです。
多聞櫓(大手口大門上が渡櫓 折れ曲がった右側が続櫓)
多聞枡形(大手口大門)を抜けて3箇所共通入場券(200円)を購入し、いよいよ多聞櫓に入ります。
多聞櫓(続櫓)入り口
続櫓内部は天井が高く、武者走り(廊下)の右側に6室の部屋があります。
続櫓内部
武者走りを抜けると渡櫓につながっていて、4室になっています。大手口大門上部にあたる部分が一番広く、70畳ほどあるそうです。今まで見た櫓の中では最大です。
続櫓内部
奥の部屋が大手口大門上部
多聞櫓を出ると千貫櫓が見えます。
千貫櫓
千貫櫓内部は周りが武者走りになっていて、結構広いです。
床の穴からカメラのレンズを入れて撮影したところ、床下は石で敷き詰められていました。
千貫櫓内部
多聞櫓を出て、次は本丸にある金蔵に向いました。
3連休の最終日で天気が良かったので、天守前は大勢の人で賑わっています。
金蔵は天守の南東にあります。こじんまりしていて、トイレと間違えそうです。しかしこれも重文です。
金蔵
金蔵は他のお城にもあったようですが、現存しているのはこの金蔵だけだそうです。
内部は2室になっていて、広さは30畳ほどでしょうか・・・
金蔵内部
金蔵を出て天守を眺め、今回は初めて本丸の北側から帰ることにしました。
山里口出桝形から天守を望む
本丸北側には山里丸があり、当時ここで千利休と茶会を催したりしたそうです。
しかし大坂夏の陣落城時、淀殿と豊臣秀頼が自刃した所でもあります。
極楽橋を渡って内濠の外へ出て、青屋口門から城外へ出ました。
青屋口門
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