2012年7月28日土曜日

龍野城 054

2012年7月28日 姫路城を攻めた後、登城しました。

姫路から姫新線で本竜野まで行き、そこから歩いて20分弱で到着しました。
まずは大手門(埋門)です。

大手門

なかなか立派です。これは復元?模擬? しっかり造られています。
大手門右の坂を上がって城内へ


明応8年(1499年)に豪族の赤松村秀が鶏籠山に山城を築いたのが始まりで、天正5年(1577年)に豊臣秀吉によって開城され、城主として蜂須賀正勝(小六)を置きました。
江戸時代に万治元年、城主であった京極高和の丸亀移転の際に破却されましたが、1672年に脇坂安政によって山頂の郭は放棄され、山麓居館部に陣屋形式の城郭(龍野城)が再建されました。  

坂を登った所に龍野市歴史文化資料館があり、その前に再建の多聞櫓があります。

多聞櫓

本丸の方へ進むと先ほどの大手門があります。埋門であることが良く分かります。


本丸の御殿は1979年に復元されたものです。

本丸御殿

内部の見学は無料です。ありがたい!
田舎の城ながら、立派な上段の間があります。

上段の間

元々障壁画は狩野一門の絵師が描いたものだったようです。
現在の障壁画は地元のヒガシマル醤油さんが寄贈したそうです。
御殿全体は村の公民館的に使われている印象です。

御殿を出て西に進み、無名の門から城外へ出ました。
隅櫓(模擬)を見るためです。

隅櫓

模擬とはいえ、この城で一番城らしい風景です。絵になります。
龍野城周辺は城下町の風情をあちこちに残しています。龍野は醤油で有名な町なので、醤油会社が多数見られます。

醤油会社と防火用水?

当日は非常に暑かったので、武家屋敷等を散策する元気がありませんでした。
このままでは駅に戻るまでにヒカラビそうだったので、龍野で有名なカフェ エデンの東 に立ち寄りました。

エデンの東

涼しい!!!
私にしては珍しくかき氷 宇治金時 を注文。生き返りました。




資料

■築城者 脇坂安政
■築城年 寛文12年(1672年)
■主な改修者 なし
■主な城主 脇坂氏
■城郭構造 平山城
■天守 なし
■遺構 石垣




姫路城 (天空の白鷺) 4度目

2012年7月28日に登城しました。

今回は播磨2城 姫路城と龍野城 を巡ります。

前回から続けて姫路城に登城しましたが、今回は「天空の白鷺」が目的です。友人が一緒に予約してくれたので拝観します。


姫路城はやはり別格です。何度来ても興奮します。

菱の門から天空の白鷺

もちろん、城内には見どころが沢山有りますが、いつも見落としていたるの門(埋門)を見つけました。これは隠し門で姫路城独特だそうです。

るの門

るの門(外側から)

りの一渡櫓に展示されていた各年代の鯱を今回はきっちり撮影したので載せておきます。




また櫓内に展示されていた甲冑も、今回はフラッシュを使って撮影しました。

甲冑

いよいよ天空の白鷺に入ります。


天空の白鷺は、天守修理見学施設で8階建ての8階と7階が見学フロアになっています。
8階は大屋根の瓦の修理風景が見学できます。



7階は屋根と壁面の修理風景が見学できます。


下の写真の赤丸の部分に柱が立っていますが、ここに鯱を乗せるそうです。


7階からは城内が見渡せます。(ガラス越しなのでくっきりしていませんが)

西の丸と菱の門周辺

本丸と上山里

次に順路通りに西の丸へ。
百間廊下は珍しく他に誰もいなかったので撮影。やはり長い!!!

百間廊下

百間廊下から本丸(手前は化粧櫓)

化粧櫓内部



登城後、昼食どきだったので、姫路駅へ戻る途中の高田屋で「とろとろ湯葉丼定食」を食べました。丼はもちろん蕎麦が美味かった!



この後、JR姫新線に乗って 龍野城 に向います。