2012年6月10日日曜日

姫路城 (世界遺産 国宝) 3度目

2012年6月10日に登城しました。

今回で3回目です。初めて車で来ました。
大手中央駐車場に止めて、いざ出陣!
桜門橋を渡り、大手門から入城します。

大手門

大手門を入ると三の丸です。
ここから見事な大天守が見えるはずですが、現在平成の大修理中で、写真のような「天空の白鷺」と呼ばれる修理見学施設で囲われています。

天空の白鷺(三の丸から)

本日は日曜日。天空の白鷺は土日は一応事前予約が必要ということになっています。運がよければ入れるかなと予約なしできましたが、何と2時間半待ち!!!諦めました。。。ただ城内は見て回れます。

西之丸(三の丸から)

入城料を払って菱の門(重文)から入ります。

菱の門

安土桃山様式の門で、桁行10間、梁間4間です。城内で最も大きな門で、両柱の上の冠木に木彫りの菱の紋のあることから、この名前が付いています。禅宗寺院などに使われる華灯窓が彦根城と同様に城郭に使われるのは珍しく、優美な印象を与えます。
華灯窓で優美な印象に

菱の門を抜けると二の丸です。
るの門を抜けて右に進み、ぬの門(重文)にでました。

ぬの門

この櫓門は姫路城で唯一 二重 になっています。床板を外して石を落としたり、槍で突いたりできる仕掛けがつくられています。ぬの門手前左の石垣に人面石(鏡石)と呼ばれる石組みがあります。

人面石(赤丸で囲んだところ)

意図的に人の顔に見えるように組まれたと考えられていて、進入してくる敵を睨んでいるそうです。発見したのは小学生だそうです。

ぬの門を抜けると上山里と呼ばれる曲輪になり、右側にりの一渡櫓(重文)、りの二渡櫓(重文)、チの櫓(重文)があります。りの二渡櫓には、現在江戸、明治、昭和期の鯱が展示されています。これは見ものです。

昭和の鯱

明治の鯱

江戸の鯱

現在、りの一渡櫓に入ることができ、内部は展示室になっています。

りの一渡櫓

展示の中で一番目をひいたのは、暗闇にライトアップされた20近くの甲冑です。

甲冑(チの櫓内)

上山里には「お菊井戸」があり、恐る恐る横切って、次にりの門(重文)にでます。

りの門

この門は、秀吉の妻・北政所(おね)の兄で、一時、姫路城主となった木下家定によって建てられたと伝えられます。

さらに進むと備前門があります。

備前門

備前門の手前に井郭櫓(いかくやぐら)という井戸のある櫓があります。備前丸東側にあった上台所へ水を提供していました。

井郭櫓の井戸

備前門を抜けると天守の真下にあたる備前丸です。
現在の乾小天守(国宝)と西小天守(国宝)は下の写真のようなかんじ。。。

乾小天守と西小天守

にの門東方からの乾小天守と西小天守

二の丸まで降りて来て、次は西の丸です。徳川の安泰が確かなものとなった頃、本多忠政の嫡男・忠刻と千姫がのどかに過ごすために築いたのが西の丸です。
.その西側に建てられた西の丸長局(百間廊下)に入りました。西の丸の中書院に当たる場所で、ワの櫓(重文)、レの渡櫓(重文)、ヲの櫓(重文)、ルの櫓(重文)、ヌの櫓(重文)、化粧櫓(重文)を繋いでいます。御殿を囲むように造られた300mもの廊下に並ぶ部屋には、千姫に仕えた侍女たちが住みました。非常に長く、歩きごたえがあります。
一番北側の天守に近い位置に化粧櫓があり、内部は畳を敷いた御殿のような造りで、千姫が休息所としたので、この櫓を化粧の間、または化粧櫓と呼んでいました。.

化粧櫓から西の丸長局の眺め

やはり姫路城は規模と格が違います。
修復が終わったら、隅々まで見に来なければ。。。

姫路市のキャラクター しろまるひめ
(ひこにゃんには敵わないなぁ)


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昼食に大手門前で「穴子のひつまぶし」を食べました。美味しかったけど、やっぱり鰻の方が美味しいかなぁ

穴子のひつまぶし