2010年6月12日土曜日

淀城 022

2010年6月12日に登城しました。

勝竜寺城から歩いて約30分で到着しました。
この日は暑く(道路の温度計で32℃)。途中でお腹がすいたので、鳥料理の店で親子丼を食べてから登城しました。

城跡北西側

道路から上の写真の光景が眼に入りました。予想以上に立派な石垣と堀が残っていますが、雑草が生い茂り、水も臭くてちょっと残念です。

中は本丸跡のようです。
石碑があり、神社がありますが、荒れ放題です。

淀城跡の石碑

本丸には天守台と櫓台が1つ遺構として残っています。
天守台は、帰りの電車からも上から見ることができましたが、かなり大きいです。
立派な天守が建っていたのでしょう!

天守台跡

淀城は京阪電車淀駅のすぐ東側にあります。
改札口(旧)(現在高架工事中で大阪方面の駅のみ高架上にある)をでると、下のような石垣が見えます。奥の方に天守台があります。

東側石垣

淀駅近くにあった縄張図
(本丸右側の堀の辺りを現在京阪電車が通っている)

期待以上の規模で遺構が残っていましたが、もう少し整備して大切に保存してほしいですね。

ちなみにこの城は、徳川2代将軍秀忠が伏見城廃城に伴い築かせたもので、豊臣秀吉の側室 茶々(淀君)の居城ではありません。淀君の淀城は北へ約500Mほどの所にあったようです。


資料
■築城者 松平定綱
■築城年 1623年(元和9年)
■主な城主 松平氏,石川氏,稲葉氏他
■縄張 梯郭式
■立地 平城
■天守 連立式望楼型 5層5階地下1階
■遺構 石垣,堀,天守台,本丸跡,二の丸跡等

勝竜寺城 021

2010年6月12日に登城しました。

JR長岡京駅から南へ10分ほど歩いた所にありました。
堀や塀は一見遺構とは思えないので、恐らく見えている所は全て再建されたものでしょう!

なおこの城は、明智光秀の三女 細川ガラシャ の居城であったことで有名です。

勝竜寺城跡の石碑

模擬櫓と虎口(南門)跡

模擬櫓は実際には存在しなかったようです。鉄筋コンクリートの綺麗な建物で、一階は休憩所(冷暖房完備)、2階は資料室でした。綺麗すぎます。

本丸(現在は庭園)

隅櫓(内部は休憩所)

堀(綺麗すぎます)


資料
■築城者 細川頼春
■築城年 1339年(南朝:延元4年、北朝:暦応2年)
■主な城主 細川藤孝
■縄張 梯郭式
■立地 平城
■天守 高層櫓があった
■遺構 土塁、空堀等

2010年6月6日日曜日

司馬遼太郎 記念館

2010年6月6日に立ち寄りました。

城郭ではありませんが、司馬遼太郎の書籍を城巡りの参考にしているので本ブログに載せました。私にとってここは城のような所です。

記念館 玄関

安藤忠雄さん設計の素晴らしい建物

内部は撮影禁止だったので写真はありませんが、蔵書2万冊が壁一面の書棚に展示されている光景は圧巻です。
また、司馬遼太郎執筆の全てが購入可能です。

ホールで上映されていた「時空の旅人」で司馬遼太郎の歴史を知ることができました。

入館料は500円です。

2010年6月4日金曜日

尼崎城 020

2010年6月4日に登城?しました。

阪神尼崎駅のすぐ南の図書館を囲むようにして塀が造られています。これは復元されているのかどうかは不明です。どこかに石碑があるらしいのですが、今回は時間が無くて探せませんでした。

尼崎駅側から

塀の向こうは図書館


資料
■築城者 戸田氏鉄
■築城年 1617年(元和3年)
■主な城主 戸田氏鉄,青山氏,松平忠喬
■縄張 不明
■立地 平城
■天守 複合式層塔型 4層4階
■遺構 なし